桜の花が故人を静かに見守ります。
(谷塚火葬場)
桜の花が故人を静かに見守ります。
(谷塚火葬場)
少し早いですが、花まつりの準備をさせて頂きました。
4月8日はお釈迦様の誕生日。
弊社の入り口にお飾りさせて頂いております。
近くにお越しの際はぜひ甘茶をかけてあげてくださいね。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので東京では桜が開花し始めました。
彼岸といえば「ぼた餅」を思い浮かべるのは甘い物好きのとん太だけでしょうか?
現在は1年を通し「おはぎ」がスーパーに並んでいますが、なぜ彼岸にぼた餅をお供えするのでしょう?
これには諸説ありますが、ぼた餅のアンコに使われている小豆の赤色は魔除けの効果があり、身を守ると信じられてきました。
また昔は甘いものが貴重だった事から特別な日にふるまったようです。こういった思想がご先祖様の供養になると考えられていたのですね。
そしてよく聞かれるのが「おはぎ」と「ぼた餅」の違いです。これは呼び名が違うだけで同じ物です。牡丹の季節である春の彼岸にお供えするのが「ぼた餅」で萩の季節の秋の彼岸にお供えするのが「おはぎ」なのです。
春は牡丹の花、秋は萩の花に見立てているというわけなんです。
もうすぐ彼岸も明けますが、ぼた餅の食べすぎには注意してくださいね。
それより何より、ご先祖様のご供養と感謝のお気持ちを忘れずにいたいものです。
明日(11日)で東日本大震災から6年が経過します。
今なお避難生活を余儀なくされている方や不明の方も数多くいらっしゃいます。
実はとん太が幼少の頃、お世話になった方のご家族も2人亡くなっています。
この地震で愛する人を失った被災地の方々は日々、悲しみと向き合い、生きる意味を探し続けてることと思います。
生きる意味って何でしょう?
なぜ人は生きなければならないのでしょうか?
高名な学者の方やお寺のご住職などは”生きる”とは何ぞや的な事をよくおっしゃいますが、
人それぞれ”生きる”意味は違うと思います。
映画「男はつらいよ」にこんなシーンがあります。
主人公・車寅次郎に甥っ子が「人間は何のために生きてるのかな?」
と問いかける場面があります。
それに対し寅次郎は「あ~生まれてきてよかったなって思うことが何べんかあるだろう。そのために生きてるんじゃねぇのかな」って答えます。
”生きる”意味を考えると、とん太はこのシーンをいつも思い浮かべます。
被災した方々が一日も早くこのシーンのようなお気持ちになれるよう切に願っています。
最後に東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り致しております。
早いものでもう3月ですね。
花粉も舞い始めてるのにまだまだ寒い日が続いています。
そんな夜はポカポカのお風呂に入って温まるのが最高ですよね。
だけど、この時期のお風呂には危険も潜んでいるんですよ!
昨年末からこの春に施行させて頂いた葬儀で
入浴中にお亡くなりになった方が例年以上に多くいらっしゃいました。
最近、よく耳にする「ヒートショック」が原因のようです。
これは家の中と浴室の急激な温度変化が体に及ぼす影響で
血圧が変動し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすものです。
今の季節、脱衣所や浴室を温かくしておくことが効果的で
予防につながるそうです。
どうぞ皆様も入浴の際には「ヒートショック」に十分お気をつけて頂き
心も体もポカポカになって下さいね。
お風呂大好き「とん太」でした。
お初にお目にかかります。
根岸商店の番頭「とん太」(愛称)と申します。
今後、こちらのブログにお邪魔させていただくことになりました。
どうぞお見知りおかれまして何卒よろしくお願い申し上げます。
お葬儀関係の事だけではなく日常の出来事なども徒然なるままに綴っていきたいと思います。
読んでいただいた方に「ほっ」としていただいたり「なるほど」と思っていただけるようなブログを心がけて参ります。
根岸商店ともどもよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。根岸邦彦です。
今日はバレンタインデーですね。
女性から男性にチョコレートを贈る日として定着してますが・・・
以前、ご葬儀の日に男性から女性にチョコレートを贈るという心温まることがありました。
それは母と一緒に長年暮らしてきた男性のこと。
お母様が亡くなられた時、ご子息お一人様だけが見守られていました。
寒くて、一人で大変な時にもかかわらず、今日はバレンタインデーだからといって、
ご子息が一緒にいる皆様にチョコレートを買ってきたのです。
最初にお母様に感謝の気持ちと共に愛情をこめてチョコレートを贈り、
そして母なら、「きっとこうするだろう・・・と思いまして」と言って、
そばにいる皆さんにもチョコレートを差し上げていました。
この時、私はお母様が喜ぶことをしようとしてるご子息を見て、
心が通じ合っている素敵な親子関係だったんだな~と凄く感じました。
きっと、今ではご先祖様としてお母さまをを大切にご供養して行っていることと思います。
大切な親子関係。姿形は見えなくても、心はいつまでも繋がっていたいですね。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
こんにちは。根岸邦彦です。
昨日、足立区役所で行旅死亡人の追悼式が行われ一緒に参列して参りました。
皆様、行旅死亡人ってご存知ですか?
行旅死亡人とは行く末や身寄りがなく、住所や氏名がわからない方です。
足立区役所ではそういった方々を年1回、大切な行事として供養してくださいます。
今、近所や地域の結びつきも薄れ、孤独死も珍しくない時代になって来ました。
団塊世代の方々がお年を召してきたせいもあるかと思いますが・・・
時代が進むにつれ核家族化が進んでいます。
地域との結びつきも薄れ、人と接するのが苦手な人が多くなってる現在、
改めて人との温かい結びつきが必要になってくるのではないでしょうか?
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
弊社ホームページをご覧下さり、誠にありがとうございます。
代表の根岸邦彦と申します。
この度、弊社ホームページをリニューアルするにあたりブログを始めることとなりました。
このブログを通じて皆様の葬儀のお悩みや不安を少しでも軽減出来たら、嬉しく思います。
弊社は昭和5年から足立区梅田の地で葬祭業を営み86年の月日が経ちました。
これも今まで皆様が支えて下さったお蔭です。
本当にありがとうございます。
時代の変遷とともに葬儀の形も大きく変わって参りました。
今は家族葬やワンデー葬儀、直葬といった形も増えて来ております。
しかし葬儀で一番大切な部分は心です。
どんな葬儀であっても故人様を重んじ、祈りと言う部分は大切にして行って欲しいと思います。
大切なものも守りながら、現代にあった葬送儀礼で故人様と皆様を繋ぐ心温まるご葬儀をこれからもご提案して参ります。
何かお悩みや困ったことがございました時にはいつでもご連絡ください。
皆様のお役に立てるよう日々精進して参ります。
今後とも何卒ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
(有)根岸商店 代表取締役 根岸邦彦