祖母の十三回忌
本日は私が生まれた時からずっと一緒に暮らしていた祖母の祥月命日です。
先月末に菩提寺で13回忌の法要を行いました。
私はこういった仕事についてるせいか、お墓参りに行く回数が不思議と皆様より多いかと思います。
ご先祖様がいたからこそ今の自分がいこます。
本当にご先祖様に感謝の気持ちでいっぱいです。
私の祖母は祖父と共にこの梅田の地にご縁を作ってくれ、祖父が戦争に行っている間も根岸家を支えながらこの葬儀社の土台を祖父と共に築き上げてくれました。
昔はリヤカーに棺を乗せて千住新橋を渡ったんだけど、凄く辛くて大変だったと言っていたのが深く心に印象に残っています。
しかも今のような丈夫な橋ではありません。
風が吹くと、前に進まないし怖かったそうです。
戦時中、戦後の苦労の中を潜り抜けた祖母は強くもあり、とても優しい方。
しかも晩年はみんなに好かれる面白くかわいい祖母でした。
昔、葬儀は地域のみんなで協力して行われ、地域の人々との交流や心と心の繋がりが自然と出来ていたと思います。
今は昔とは形の違う葬儀式になりつつあります。
私はありがたいことに先代、先々代から何年もかけて葬儀の心の在り方を自然と学ぶことが出来ました。
今までこの地で葬儀社を祖父と共に築いてくれた祖母の頑張りをこれからも引き継ぎ、梅田の地でさらに頑張って参ります!!