葬儀の軽薄、形骸化に繋がりませんように
東京博善さんの桐ケ谷の火葬場が家族だけで行う小さな式場をつくりました。
これから都内の火葬場に同じように小さな式場を作って行くようです。
これはとてもいいことだと思います。
しかし家族や近親者だけで故人様を大切にお見送りすることが出来ていいな~と思った反面、やり方によっては葬儀の軽薄、形骸化に繋がってしまうのではないかとも思いました。
葬儀で一番大切なのは故人様の供養と皆様の心の部分です。
葬儀の担当者によりその部分が大きく変わってしまうこともあります。
素敵な演出をすることも必要かもしれません。
ただ火葬場での葬儀は時間が限られてしまっています。
その限られた時間の中で故人様を供養し、皆様の心の中で故人様のことを色々感じてみる。
そういった思いが今後の自分達の生活に生かされてくるのではないかと思います。
今は家族葬が圧倒的に多くなっています。
ご縁のあった一般ご会葬者の皆様から今まで知らなかった故人様のお話しを聞く機会も減ってしまっています。
素敵な演出も素晴らしい事ですが
ただどうか、故人様の供養、そして皆様とのご縁のあった心の繋がりを忘れないで葬儀にご参列して頂きたいと思います。